Company
Message
私の父は20代で会社を立ち上げ、オイルショックやバブル崩壊に伴う不況の波にもまれながらも家族や社員のため会社を守ってきました。
お酒がとても好きで、お客様とのコニュニケーションの潤滑剤として、お酒が役に立っていたのかもしれません。アルコールによる肝機能障害を発症させることはなかったが、手の震えがとてもひどく、本人はアルコールによる震えだと思い込んでいるようでした。
父の仕事の中にアーク溶接作業がありました。溶接ヒュームは人体によくないと言われていましたが、当時は特に規制がかけられていませんでしたが、近年、溶接ヒュームが特化則の規制対象物質になり、その症状を見ると、神経障害・手足の震えと書いてありました。父の手足の震えはアルコールによるものでなく、溶接ヒューム中に存在するマンガンの影響である可能性もあったかもしれません。
このように化学物質による健康障害は遅発性の物が多く、判明した時点で多くの社員に健康障害を起こしている可能性があり、万が一企業の対応に問題があれば訴訟の対象となり、その負担は計り知れないことになります。
本年、発がんの根拠であるデータに、信頼が高いとみられるがん原生物質がおよそ3倍となり、リスクアセスメント対象物質も数年で4倍に増えて行きます。多くの小規模の事業所では、化学物質の自律型管理には対応できず、素晴らしい技術を持っていても、運が悪ければ廃業に追い込まれます。特にがんの発症は、その化学物質をどれだけ蓄積すればがんになるかわかっていない、確率的影響によるからです。世界ではこのリスクを回避のために専門家に化学物質の管理をゆだねています。当事務所ではリスクアセスメントから労働者への周知、労働者からの問い合わせまで一貫して対応いたします。
代表取締役
笠原 幸治
Outline
会社名 | 笠原幸治労働衛生コンサルタント |
---|---|
代表者 | 代表取締役 笠原幸治 |
所在地 | 〒502-0074 岐阜県岐阜市長良西山前96 TEL.058-232-0074 |
設立 | 2017年4月 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 |
|
Profile
Qualifications
Access